任期満了に伴う東京都議選(定数127)が22日投開票され、自民党は獲得議席が21にとどまり、過去最低だった2017年の23を下回る歴史的惨敗を喫しました。小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が31で、第1党を奪還され、都民ファと自民に公明党を加えた「知事与党」では、なんとか過半数を確保しました。自民は中央や南多摩で現職が落選するなど、会派裏金問題で逆風を受けました。今回の選挙戦では、物価高対策や裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題を中心に論戦が交わされ、厳しい審判が下りました。自民党には「政治は国民のもの」という立党精神への思いを新たに、近年の政治不信を招いたことを真摯に受け止め、原点回帰で再生に向けて取り組んでいただくことを心より願っています(>_<)。