備陽史探訪の会 講演会「備後の城館と陣・陣城」 R8.8.15

令和8年8月15日(土)、神辺交流館にて、備陽史探訪の会 講演会「備後の城館と陣・陣城」を拝聴しました。講師はおなじみの中世史部会 部会長の杉本憲宏氏。備後の城館シリーズ・臨時構築の城シリーズの一環として、備後地域における中世の山城の縄張り図、城館の変化と、戦国期に築かれた「陣・陣城」について、近年の発掘・調査で確認された遺構をもとに解説されました。大内・毛利氏や山陰の尼子氏などの勢力がしのぎを削る中、備後にも「要害」が築かれ、攻める側・守る側が周辺を囲い込みながら圧力をかけていく――。そうした緊迫した戦いの様子を、城館や陣城の構造から読み解く内容は大変興味深いものでした。特に、近年新たに確認された遺構が、これまで抱いていた「備後の戦い」のイメージを塗り替えていくという点が印象的でした。身近な地域に残る城跡や地形にも、戦国時代の人々の動きや知恵が刻まれていることを実感。歴史を「知る」だけでなく、実際に現地を歩いて確かめてみたいと思わせてくれる、充実した講演でした(≧∀≦)

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